■ LOSトリック雑記 ■ 一部の職種で重要なLOSトリックについて解説します。 LOSトリックを知らなくても大きな影響は無いですが、スナイパー等では知っていると非常に楽になります。 他の職種でも、相手の視野範囲を正確に把握しておくことは、ミクロな戦術で時に有益です。 ● LOSトリックとは @が敵の視界内に居る場合は、ボール、ボルト、ブレス、召喚が飛んでくる。 @の隣接マスのみが敵の視界内の場合は、ボールの爆風、ブレスの爆風、召喚が飛んでくる。 @の居るマスと隣接マスが敵の視界外の場合は、全く遠距離攻撃されない。 視界内しか攻撃できないモンスターとは違い、プレイヤーは着弾地点を手動で指定することができる。 敵が@の視界外(ターゲット出来ない位置)であっても、手動で着弾地点を決めることで、 着弾地点までの射線上の敵に攻撃を当てられる場合がある。 これを利用して、@は敵の視界外だが@から敵への射線は通っている状態で、 射撃や魔法などの遠距離攻撃を当てることをLOSトリックと呼ぶ。 以下に、細い通路を利用したシンプルな例を挙げる。 これらの地形は、実際のダンジョン内でも溶岩溶解の魔法棒などで簡単に作ることが出来る。 ○ LOSトリック例 隣のマスも見られていないギリギリの位置取り例。
@はsの視界外だが、@からsへの射線は通っているため攻撃可能。 この位置で攻撃する限り、sはブレスや魔法などを打てない。 ただし、召喚持ちの敵の場合は、反撃召喚(以下参照)が飛んでくるので注意。 これより右のマスは相手の視界内。また左のマスはすべて@からsへの射線が通る。 3対1の位置取り。
要は自分の隣のマスがどこも見えていなければ、ボールも召喚も飛んでこない。
上のマスが相手の視界内で、召喚やらボールやらがここめがけて飛んでくる。
結論。 中心点地形から数えて、敵の距離+2の位置が視界限界。これ以上近づくと敵の視界に入る。 自分が8マスの位置に立っている場合、反対側の1〜6マスは相手の視界外でこちらの射線内の位置取り。 動く敵の場合は、中心から数えて相手の距離+2の位置で射撃を始めれば、 反撃召喚を持っていなければ、相手が中心点の曲がり角を曲がるまで一方的に攻撃できる。 ちなみに、弓や魔法棒などの射程は19マスが限界。 なので、8vs10(相手まで17マスの距離)が現実的な限界。敵がこちらをとらえるまで8マス分ある。 ○ 反撃召喚について 旧バージョンで強すぎたLOSトリックを封じるためのバグフィックス。 召喚魔法を持つモンスターは、視界外から攻撃された場合、相手が見えなくても召喚魔法で反撃する。 反撃で使えるのは召喚魔法のみで、他の攻撃魔法やブレスは使えない。 この仕様が導入された性で、強力な召喚を持つ敵は、逆にLOSトリックを使った方が危険になる事もある。 また、ヘヴィ・クロスボウなどターンを多く消費する遠距離武器でLOSトリックを使った場合、 射撃→反撃召喚→同一ターン内にタコ殴り となりやすく非常に危険。 スナイパーでLOSトリックを利用する場合は、追加射撃の指輪か強力射エゴで射撃回数を上げておくこと。 ○ @の射線と敵の視界の考察 LOSトリックが使えるぎりぎりの位置取りでの@の射線と敵の視界一覧表。
@の射線は中心からの距離*2-1のマスまで通る。ただし射程は19マスまで。 これに対して敵の視界は、中心からの距離と同じ位置のマスとそのひとつ内側のマスの2マスのみに発生する。 このマスに居るとボールやブレスの直撃を喰らう。このマスに隣接するマスに居ると爆風のみ喰らう。 このマス以外に居て射線が通っていればLOSトリックが成立する。 ゆえに、上記例の様に敵の距離+2のマスがLOSトリックに最適な位置取りである。 ● 応用:スナイパーのためのLOSトリック講座 スナイパーは攻撃前に5〜7行動分、集中にターンを費やす必要がある。 敵の視野内で集中するのは非常に危険なため、LOSトリック位置で集中→射撃→離脱 が基本の流れとなる。 一打の重みが大きいため、手数が必要な他の射撃職・魔法職よりも反撃召喚を受けにくい。
10対8。距離いっぱいの位置取り。 この位置取りで射撃を始めれば、敵が中心地形を通過するまでの8マス間、比較的安全に射撃できる。 召喚持ちの場合は反撃召喚は来るので注意。 さらに、
この様に避難用の縦穴を作っておけば、相手が寝ていること前提ではあるが、 視界外で集中→視界外から第1撃目→視界外のまま縦穴へ移動→再度集中→視界外から第2撃目 と、2段構えで集中7の射撃を当てられ非常に強力。 この地形が作れない配置の敵は無視してしまって良いぐらい。 反撃召喚が怖いので、召喚持ちにはセイントスターアローではなくプラズマボルトが良い。 縦穴の入り口に反撃召喚されても、相手が曲がり角を通過するまではこちらは視野外なので、 あわてずテレポアウェイなどで対処してから縦穴へ移動すればよい。
第2撃を打ち込むLOS位置取り例。3対1。 1撃目を10対8の位置取りで始めれば、加速に相当な差が無い限り、7まで集中して待ちかまえられるだろう。 これでも仕留められなかったらショートテレポで逃げるのが良い。 第3撃は、相手より加速が相当上回っていないとチャージ時間を稼げないためいまいち。 そもそも弱点を突いたチャージ最大射撃2撃でも倒せない敵とは、まだ戦わない方が賢いか。 |
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