■ 終盤の心得 ■ 耐性がすべてそろい、レベルや能力値も限界近くなってきたら、ついに終盤突入です。 終盤の目標は、来たるべく最終決戦に向けて強敵ユニークやダンジョンの主などの危険因子をつぶすことと、 願わくばリンギルやヴォーパル、PDSMなどの伝説級装備品を狙うことです。 体力回復の薬や魔力復活の薬などの消耗品を集める事も重要です。 終盤、特に70F以上の敵は全員が強敵です。即死の可能性を忘れず、万全の構えで挑みましょう。 最終決戦を少しでも楽にするため、危険なユニークはすべて殺しておくのが理想的ですが、 少しでも危ないと思ったら、迷わず*破壊*出来ることも重要です。 物資の出し惜しみも危険です。生命の薬だろうが何だろうが、ケチった瞬間に死期が早まります。 ● アンバーの王族に注意 変愚蛮怒には、アンバーの王族と呼ばれる強敵が12体登場します。 41階 『リナルド』 56階 『ドワーキン』 66階 『ブランド』 67階 『ブレイズ』 68階 『フィオナ』 69階 『ジュリアン』 71階 『ケイン』 74階 『ジェラード』 76階 『エリック』 78階 『コーウィン』 79階 『ベネディクト』 99階 『オベロン』 以上の12体です。 基本的な強さもさることながら、この12体はとどめを刺された時に、 1/2の確立で「血の呪い」という最終攻撃を仕掛けてきます。 この血の呪いは、地震、テレポート、魔力の暴走、サイバーデーモン召喚などの現象が ランダムに複数回起こる、かなり危険な攻撃です。 このうちもっとも恐ろしいのが「彫像化」で、これを喰らうと数ターンの間すべての行動ができなくなります。 サイバーデーモン召喚と彫像化を同時に受けるなどすると、おそらく生きて次のターンを迎えられないでしょう。 この彫像化ですが、魔法防御が126以上有ると絶対に起こらない、という性質があります。 具体的には、Lv36以上+反魔法を持つ武器防具でその条件を満たせます。 はじめは通常装備で戦って、とどめを刺す瞬間だけ反魔法効果を持つ装備にシフトすると割と安全です。 サイバーデーモン召喚などは魔法防御を上げても起こるので、ロケット対策として破片耐性は必須です。 また止めを刺す際は、HPは全快で、加速や元素耐性など付けれるだけのドーピングをしてから攻撃します。 アンバー最弱のリナルドは浅い階でもよく見かけますが、 うかつに手を出さずに、終盤、破片耐性を確保してから戦うのが安全でしょう。 [アンバー狩りまとめ] 破片耐性、魔法防御伝説的以上、HP全快の状態で、穴熊の中で止めを刺す ● 強敵ユニークは極力狩る 70F〜にもなってくると、運も有る程度無いと倒せないんじゃないか、というぐらいの強敵がわらわら出現します。 まだ自信が無いうちは*破壊*でしのぐのが賢い選択なのですが、いずれは狩りましょう。 サーペントは、「ユニークモンスター召還」や「ダンジョンの主召還」を結構な頻度で行ってくるので、 今まで*破壊*でやり過ごしてきたツケは、あろう事かすべて最終戦に持ち越されます。 これら1vs1でもきつい強敵ユニークが一度にたくさん召還されてしまい、 サーペント+強敵たくさん vs @ひとり という、何とも悲惨な状況に陥るのです。 アンバーの王族や各ダンジョンの主も含め、危険因子は出来うる限り減らしてから最終決戦に挑みましょう。 サーペントが召喚で喚べるのは邪悪なモンスターのみです。 よって、秩序のユニコーンや天使系ユニーク、バハムート、ノーデンスなどの善良ユニークは 無視して放置するのが一般的です。 ● テレポートについてくる敵 テレポート耐性を持たず、テレポートの魔法を使うモンスターは、 キャラクターがテレポートしたときに、隣に居るとテレポートに追跡してきます。 テレポートでピンチを回避したつもりでいたら、すぐ横に強敵がついてきてびっくりした、という経験は、 誰でも一度はあるのではないでしょうか。 以下に、中盤〜終盤でテレポート追跡する敵を列挙します。 40階 『マレキス』 41階 『モーティス』 41階 『ファイア』 56階 『マイグリン』 59階 『はぶ』 61階 変幻の魔公 61階 禁断の手 67階 『ヒュプノス』 70階 『空飛ぶスパゲッティ・モンスター』 70階 『イケタ』 72階 時空ワイアーム 76階 ワープデーモン 81階 『リチャード・ウォン』 85階 『アブホース』 88階 『シュマ=ゴラス』 92階 『ノーデンス』 これらの敵に接近された際は、テレポートによる緊急回避が出来ません。 テレポート耐性が無いため、テレポート・アウェイで確実に飛ばせることを覚えておきましょう。 この様なテレポートに追跡する敵が出現することも相まって、 中盤後半からはテレポートが安全な危機回避手段ではなくなってきます。 テレポートはあくまで移動手段の一種程度に考え、実際の危機回避は、 *破壊*やレベル・テレポートなどの他の手段に切り替えていくべきでしょう。 ● どうしても死にたくなかったら、パワーワイアームでハメる(MPのある職種限定) どうしても死にたくなかったらシリーズの第三弾。 終盤のやっかいなユニークを安全に沈めたいなら、ペットのパワーワイアームに任せてしまうのも手です。 パワーワイアームは、かなりの高頻度でドラゴン複数召還を唱えますので、 標的に向けて一匹放すだけで、数ターン後には、色々な種類のドラゴンで敵を取り囲むことが出来ます。 あとは安全な場所で戦いを観戦して、標的のユニークが「倒れかけ」になったところで、 おもむろに矢を一本放つだけで終わります。かなり呆気なくて味気ないです。 召還やテレポートを多用する敵の時は、収集が付かなくなって逆効果な場合も在りますが、 たとえば『破壊スル者』などの単身突撃馬鹿な敵に対しては、非常に効果的な戦術となります。 倒すのに必要な物資が多い事で有名な『破壊スル者』ですが、 パワーワイアーム入りモンスターボール1個と、矢一本だけで沈められてしまうのです。 パワーワイアームの捕まえ方は、毒針で殺して死体を持って帰って死者返しの杖で蘇生、というのが良いでしょう。 ver 1.6.2 で遊んでいるなら、カオスD(ローD)→スカイD→パワーWと同族召還で持って行く事もできますが、 ver 1.7.0 ではペットが召還した仲間はペットにできないため、直接パワーDの死体を入手する必要があります。 ● 最凶の攻撃魔法「魔力の嵐」 数有るモンスターの攻撃手段中、もっとも強力な攻撃が「魔力の嵐」です。 終盤、70F以上のユニークモンスターなどが持っている事が多く、そのダメージは実に500にも及ぶ事があります。 「魔力」属性は、他の属性攻撃と違い耐性が存在せず、耐性によるダメージ軽減などは全くありません。 さらに、各ブレスやロケット等のダメージが敵の現HPに依存するのに対し、 魔力の嵐をはじめとする魔法攻撃のダメージは、敵のLvのみに依存するため、 最後のとどめを刺しきるまで、常に大ダメージの危険があります。 いかに最終装備のキャラクターであっても、魔力の嵐を連続2発打ち込まれれば、ほぼ即死です。 魔力の嵐を攻撃法に持ち、さらに加速が大きい敵と戦うときは、ある程度の覚悟を決めてください。 つまり、敵が気まぐれに2回行動して、さらにその2回ともが魔力の嵐だったら、、、という、 完全に一方的で限りなく理不尽な死も、運が悪ければ十分あり得るのです。 他にも強力な魔法として、「魔力の矢」と「破滅の手」がありますが、 魔力の矢は反射をつけることで無力化でき、破滅の手は魔法防御を上げる事でほとんど喰らわなくなります。 以下に魔力の嵐を持つモンスターを列挙しておきます。 71階 黒き掠奪者 (加速+10) 72階 『ベクナ』 (加速+20) 78階 『サウロンの口』 (加速+20) 78階 『クリングゾール』 (加速+20) 85階 『ロキ』 (加速+20) 88階 『シュマ=ゴラス』 (加速+20) 89階 『ラファエル』 (加速+20) 90階 『カシェイ』 (加速+20) 90階 『ヨグ=ソトート』 (加速+20) 92階 『ノーデンス』 (加速+20) 93階 『ナイアルラトホテップ』 (加速+20) 98階 『サウロン』 (加速+20) 99階 巨大サイバーワイアーム天使悪魔リッチ (加速+40) 99階 『オベロン』 (加速+35) 100階 『モルゴス』 (加速+30) 110階 金無垢の指輪 (加速+30) ダメージ量の計算式は ダメージ = 50 + Lv×4 + 10d10 です。 たとえば、オベロンが放った場合、ダメージは446〜546になります。 実際のダメージ計算は「魔法攻撃のダメージ計算」を使って算出してください。 ● 終盤の*要注意*属性 破片 主にサイバーデーモンのロケットが危険。 ロケットは最大でダメージ800。キャラクターによっては即死する。 終盤のユニークがサイバーデーモン召喚を唱える事があり、良く集団で喚ばれるため極めて危険。 少なくとも70Fまでには破片耐性を確保しておきたい。 サイバーデーモンは血の呪いでも大量に喚ばれる事があるため、 破片耐性が抜けている状態ではアンバーの王族には手を出さないこと。 『混沌のサーペント』も威力800のロケットを放ってくる。最終戦でも必須の耐性となる。 閃光 天使系ユニークやバハムートなどの善良なモンスターが放つ、閃光ブレスやスターバーストが危険。 閃光ブレスは最大で威力400、スターバーストもLv80が放てば最大で威力470。 連続で喰らえばうっかり頓死出来る。 善良モンスターを避けて進めるならば耐性を付けなくても良いが、 自信が無いなら終盤では埋めておいた方が無難。 『ヨグ=ソトート』だけは、邪悪なのにスターバーストを使うので注意。 ● 終盤の*要注意*モンスター 70階 『ティアマット』、『ノーサ』 HP 10000、加速+20。5元素ブレスをかなりの頻度で吐く(1/2)。 体力が非常に高いため、ブレスの威力がなかなか落ちない。 体力を半分以上削るまでMAXダメージのブレスを受け続ける。 元素の二重耐性なしで戦うのは自殺行為。 77階 混沌 加速+10、増殖、壁堀。倒れる際に爆発する。 壁堀+増殖の相乗効果がとにかくすさまじい。起きたまま放っておくとまさに混沌。 見つけたら即*破壊*すること。まともに相手しようと思ってはいけない。 77階 サイバーデーモン HP 7070、加速+10。威力800のロケットを放つ。 ロケットがとにかく危険。 終盤破片耐性が必要なのはこいつのため。 破片耐性が無いと即死もあり得る。耐性ありでも威力400で強力。 敵のサイバーデーモン召喚や血の呪いなどで集団で呼ばれることが多い。 80階 はぐれメタル 加速+80、AC 10000。光の剣と魔力の矢を放ち、テレパシーで感知できない。 某ゲーム中の同名モンスターとは異なり、変愚蛮怒では最も出会いたくない敵。 ACと加速が驚異的に高いため、ほとんどダメージを与えられない間に光の剣で殺される。 倒そうなどとは考えないこと。見つけたら即*破壊*か素直にレベル・テレポート。 84階 『ゴヂラ』、『タラスク』 HP 8500、加速+20。様々な属性のブレスをかなりの頻度で放つ(1/2)。 ノーサやティアマットに比べて体力が低いが、劣化などの上位属性があるため危険度は高い。 耐性の薬と回復手段を十分量用意して挑むこと。 85階 『ワッハマン』 HP 10000、打撃期待値600、壁堀、不規則。 フラフラと近寄ってきて破壊スル者と同じ打撃力で殴ってくる。 AC低いと非常に危険。遠距離攻撃でしとめられれば楽。 善良なので放置しても良いが、倒してしまったほうが鬱陶しくない。 90階 パワー・ワイアーム HP 12321、加速+20、全種類のブレス、ドラゴン召喚。 非ユニークモンスターで最強の敵。すべての種類のブレスを吐く。 まともに相手にしていたら命がいくつあっても足りない。殺すときは毒針を使う。 ペットとしては非常に優秀。ドラゴン召喚を持つため、対象に向けて一匹放すだけで十分。 騎乗職でも最強の馬となる。3属性のオーラが痛いが、2免疫あれば何とか乗れる。 90階 『ヨグ=ソトート』 HP 6534、加速+20、魔力の嵐、スターバースト、光の剣、魔力消去、壁抜け。 邪悪なのにスターバーストを使う唯一の敵。 スターバーストは最大ダメージ510。閃光耐性なしでは魔力の嵐と同じ威力になる。 92階 『ノーデンス』 HP 7425、加速+20、破滅の手、魔力の嵐、光の剣、魔力消去、ユニーク召喚。 強力な魔法しか持たないため、攻撃の密度が非常に高い。 破滅の手→魔力の嵐のコンボや、魔力の嵐×2発など、即死率だけならNo.1。 壁抜けで接近し、テレポートについてくることにも注意。 ノーデンスを倒せるキャラはなかなか作れない。善良なので放置が一番。 94階 『破壊スル者』 HP 28900、加速+20、AC 200。魔力の矢、分解ブレス、打撃期待値600、壁堀。 深層の番人。感知範囲が広く、ギシギシいいながら壁を掘って接近してくる。 まともに殴りあうと非常に強い。かなりの物資消費を強いられるだろう。 弓が強ければ、射撃→テレポアウェイ→待つ→射撃→アウェイの繰り返しで比較的楽に倒せる。 99階 『秩序のユニコーン』 HP 20000、加速+50。閃轟時遅破プ魔分ブレス、魔力消去、ユニーク召喚。 善良モンスターの親玉。サーペントと対を成すもう一匹のラスボス。 倒すには十分な下準備が必要。善良なので通常は最後まで*破壊*でOK。 討伐を試みる際は、善良系の深層ユニークをできるだけ潰してから挑むこと。 99階 『オベロン』 HP 10989、加速+35、AC 165。破滅の手、魔力の嵐、光の剣、魔力消去、アンバー召喚。 99階の番人。こいつを倒さないと100階への階段が現れない。 加速が高く、魔力の嵐を持つためサーペントより即死率が高い。魔力の嵐x2発は大抵耐えられない。 最終装備のキャラクターをオベロンに殺された経験を持つ人は結構多いのでは。 できるだけ短期決戦で。ストームブリンガーを使うと楽。/人がよく効く。 100階 『モルゴス』 HP 20000、加速+30。魔力の嵐、魔力消去、ユニーク召喚。 おまけのラスボス。Angband時代は最後の敵だった。 感知範囲広く、良くサーペントの後ろにくっついてくる。 テレポアウェイが効くので、飛ばして*破壊*するのが定石。 私は未だにまともに戦ったことが一度も無い。 |
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