■ 初心者のためのQ&A ■ 初心者向けのトラブルシュートです。 変愚蛮怒では、ある程度まで進むと「ダンジョン探索→帰還→探索準備」のサイクルの繰り返しになります。 その段階までたどり着けないか、またはサイクルをうまく回せないときは参考にしてみてください。 Q. 村人に殺される。荒野のカラスに殺される。 A. Lv10に育つまでは慎重に行動しましょう。 レベル一桁のキャラクターは、どんな職業であれ悲しくなるほど貧弱です。 イモムシ養殖、盗賊のクエスト、ワーグクエストを利用して速やかにLv10以上に育てましょう。 また、防具屋を除いて鎧・兜・小手・靴・クロークなどを購入して装備しましょう。 Lv10と最低限の装備があれば、もう村人に負けることもありませんし、 なんとか荒野を移動できるようになります。 Q. お金が足りない。防具・消耗品が買えない。 A. シャベルを装備して金脈を掘りましょう。 最初の町にあるイークの洞窟は金脈の出現率が高いため、比較的楽に資金を集められます。 道具屋でシャベルを2本、錬金術屋で財宝感知の巻物数巻を買い、シャベル二刀流で金脈を掘りましょう。 その他、序盤は鑑定済みの魔法棒や杖が重要な資金源となります。 いらないエゴ装備を売りさばける様になると、だいぶ余裕が出てくるので、それまでは辛抱です。 Q. 最初の町から出られない。荒野で餓死する。襲撃で殺される。次の町にたどり着けない。 A. レベルと装備を調え、食料とテレポートの巻物を持って出発しましょう。 まずはイークの洞窟とクエストでキャラクターを育て、 荒野を渡るために必要な、最低限のレベルと装備を確保しましょう。 通常マップで「<」を押すと広域マップに入れます。とりあえずは、マップ中央にあるモリバントを目指しましょう。 モリバントは施設が非常に充実した探索拠点です。詳しくは「モリバントの全体像」を参照してください。 広域マップ移動時はものすごい勢いで時間が経ちますので、すぐにお腹が減ります。 食料を10個程度持って行きましょう。 また、広域マップ移動時は、一定の確率で襲撃を受けます。 襲撃を受けると、敵が沢山生成された通常マップに戻され、そのエリアを離れるまで広域マップに戻れません。 襲撃を受けたら、テレポートの巻物を使ってマップの端を目指しましょう。 一歩でもそのエリアから出れば、逃げ切った事になり、また広域マップに入れるようになります。 なお、森・山・海は、襲撃時に生成される敵のレベルがものすごく高く危険です。 道と草地のみを通ってモリバントを目指しましょう。 広域マップの全体像は「広域マップの全体像」を参考にしてください。 Q. ダンジョンが多すぎる。どのダンジョンに入ったら良いかわからない。 A. イークの洞窟→オークの洞窟→城→鉄獄の流れが一般的です。 鉄獄が冒険の中心となるダンジョンです。 最初から行く必要はありませんが、最終的には鉄獄の100Fを目指すこととなります。 イークの洞窟で最低限のレベル(Lv10以上)と装備を調え、最初の町を出ます。 オークの洞窟はオーク系の敵が出やすいダンジョンで、嫌らしい敵が少ないので比較的安全です。 慣れないうちは、Lv20弱までオークの洞窟に通い詰めると安全でしょうか。 城はいろいろな敵が出現し、雰囲気が鉄獄に最も近いダンジョンです。 城を30F程度まで潜れるようになれば、とりあえずは初心者卒業でしょう。 Q. ダンジョンからの帰り方が分からない。ダンジョンに毎回歩いていくのが面倒。 A. 帰還の巻物を利用しましょう。 帰還の巻物は、ダンジョン内で読むと地上の最後に居た位置に戻り、 地上で読むと、最後に居たダンジョンの最後に居た深さの階に戻れます。 ダンジョンに初めて入る際は、歩いて入り口を探さないといけませんが、 その後は「町で帰還→ダンジョン探索→ダンジョンで帰還→町へ戻る」の繰り返しになります。 Q. 戦闘で一度押されだすとそのまま殺される。ピンチから脱出できない。 A. 緊急回避手段を必ず用意しましょう。 序盤の緊急回避はテレポートの巻物です。ピンチになる前にテレポートで逃げます。 お金に余裕が出来たらテレポートの巻物を最優先で購入し、常に10巻程度は持ち歩きましょう。 自分のHPが5割を切ったり、集団に囲まれた際はいさぎよくテレポートで離脱し、体勢を立て直しましょう。 チキンプレイぐらいがちょうど良く、変に頑張ると頓死するのでおすすめしません。 「ピンチに陥った時点で負け」という先読みの癖をつけましょう。 Q. 麻痺して行動不能になった。一方的に殴り殺された。 A. 麻痺打撃を持つ敵は覚えて避けましょう。 麻痺はすべての行動が出来なくなる、最も理不尽な状態異常です。 よって麻痺耐性は、冒険開始後最優先で確保すべき重要な耐性になります。 麻痺耐性が無い場合は、ゲイザーなど麻痺打撃を持つ敵とは絶対に戦ってはいけません。 麻痺打撃を持つ敵は「*要注意*モンスター一覧」や「*要注意*属性攻撃 逆引表」を参照してください。 麻痺耐性は、防衛者エゴ・西方国エゴの武器や麻痺知らずエゴの籠手・靴などで得られます。 Q. 盲目が鬱陶しい。混乱が鬱陶しい。治し方が分からない。 A. 特殊攻撃をしてくる敵を覚えましょう。致命傷治療の薬を持ち歩きましょう。 浅い階では、特殊な攻撃をしてくる敵はそこまで多くありません。 全ての敵を相手にする必要はなく、危険な敵・戦いにくい敵は避けるのが鉄則です。 打撃に混乱・盲目・麻痺の副次効果を持つ敵が危険なので、ある程度覚えて避けましょう。 将来的には、盲目や混乱、麻痺は装備で耐性を付けることで受けなくなりますが、 それまでは、危険な敵との戦闘自体を避けることが最も有効となります。 属性打撃を持つ敵は「*要注意*モンスター一覧」や「*要注意*属性攻撃 逆引表」を参照してください。 また、致命傷治療の薬はほとんどの状態異常を治せるので、 お金に余裕が出来たら10服ほど常備しておきましょう。 魔法による混乱・盲目ならば、頻度が低いため致命傷治療の薬数服で切り抜けられるはずです。 対して打撃による混乱などは、打撃→混乱→回復→打撃→混乱→回復のハマりに陥るので危険です。 Q. 攻撃力が弱い。耐性が揃わない。良い武器・防具が見つからない。 A. 報酬が良いクエストや良いものを落とすユニーク・モンスターを狙いましょう。 多くの職業において、良い装備品を得られるかどうかは冒険の進行速度に大きく影響します。 浅い階では良いアイテムが生成される確率が低いために、 普通に探索していたのでは、良い装備が整うまでとても時間がかかります。 序盤で良い装備品を効率よく手に入れるには、多少のコツがあります。 ひとつは報酬が良い固定クエストをクリアする方法で、 オークのキャンプやミミッククエスト、鉄獄6F・12Fのランダムクエストなどがこれあたります。 もうひとつは良いアイテムを落とすユニーク・モンスターを狙う方法で、 『マゴット』、『スメアゴル』、『蛇の舌』などを見つけて倒し、そのドロップ品に期待します。 詳しくは「序盤の心得」の「序盤で良い装備品を得る手段」を見てください。 Q. あり得ない大ダメージを受けた。HPが-100とかになった。 A. 耐性抜けと高威力のブレス・魔法に気をつけましょう。 威力の高い攻撃として、体力が大きい敵のブレス攻撃があります。 特に元素属性のブレスは威力が高く、バシリスクの毒ブレス(威力103)やドールの酸ブレス(威力260)など、 対応する耐性を持っていなければ、1発〜数発で殺されるほど危険な敵も居ます。 高威力のブレスを吐く敵を覚え、対応する耐性を得るまでは避けて戦わないのが安全です。 また、ダークエルフ・ワーロック(魔力の矢:威力90)や、幽体獣(打撃:威力132)など、 耐性云々以前に、明らかに現階層に合わない、極めて危険な敵も少数存在します。 これらの敵も同様に覚えて避け、出来るだけ戦わないのが安全でしょう。 これらの危険な敵は「*要注意*モンスター一覧」にまとめてあります。参考にしてください。 また、敵の攻撃のダメージは「ブレスのダメージ計算」と「魔法攻撃のダメージ計算」で算出できます。 Q. 突然殺される。視野外から瞬殺される。 A. モンスター感知を徹底しましょう。 ブレスや魔法など、強力な遠距離攻撃を持つ敵は多数います。 新しい階に入ったら真っ先にモンスター感知を唱え、範囲内の全モンスターをチェックします。 危険な敵(=一度殺されたことのある敵)が見えたら、逃げるか対処するか判断しましょう。 敵が接近する前に、こちらが先に敵の存在を認知しておけば、対策もたてやすく格段に安全です。 逆に感知を怠っている状態では、先の見えない通路はすべて危険だと思ってください。 初めのうちは、レンジャーや超能力者など、モンスター感知が自由に使えるデュアルクラスがおすすめです。 また、テレパシーが手に入れば、周りの敵が常に見えるようになるため、生存率が飛躍的に上がります。 Q. それでも死ぬ。育てたキャラが居なくなるのが辛すぎる。ショックからなかなか立ち直れない。 A. 「死を回避する」という詐欺オプションがあります。 オプションの「ゲームプレイ」内に「デバッグ/詐欺オプションを許可する」という項目があり、 これを「はい」に設定すると、オプション画面に「詐欺」という項目が現れます。 その中の「死を回避することを可能にする」を「はい」に設定することで、 死んだときにそのまま死ぬか、町に戻るかを選択できるようになります。 これにより"死ぬと終わり"ルールを回避し、死んでも復活して冒険を続けることが出来ます。 そもそも変愚蛮怒における「*勝利*」とは、 「サーペントを倒すまで一度も致命的なミスを犯さずにプレイできるか」という、 一種のスポーツのような側面が有ると私は思います。 純粋にローグライクの世界観、変愚蛮怒の世界観を味わいたいなら、それも立派な楽しみ方です。 変愚蛮怒は、気まま気まぐれに冒険するだけでも相当面白いですし、 そういう楽しみ方にも十分応えうる非常に良い作品だと思います。 "死ぬと終わり"ルールの性で、多くの人がその魅力に気付かない方が、ファンとしては悲しかったりします。 ただ、この"死"こそが、他の作品にはなかなか無いローグライク最大の醍醐味なのは確かです。 「死ぬとすべてを失う」ことが分かっているからこそ、プレイヤーはより真剣になり、敵の行動を常に先読みし、 最も安全な選択肢を慎重に選び、最後の敵を討ち取るその瞬間まで冷静であろうと勤めるのです。 死ぬからこそローグライクは面白いのだと言い切ってもよいでしょう。 変愚蛮怒の操作と世界観にある程度慣れたら、詐欺オプションを切って、 このシビアで非情で緊張感あふれるローグライクの本当の世界へ、是非とも挑戦してみてください。 ミスなくサーペントを討ち取り*勝利者*になることは、本当に本当に難しいですよ。 |
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